油のろ過・フラッシング
コンタミネーションコントロールでコスト削減
潤滑油や油圧作動油は、見た目が汚染されていたり、油分析によるコンタミの混入が確認されたりした場合には、全量又は一部の油が交換されることが一般的です。
しかし、その物理的性状が健全であることが確認できる場合には、適切なろ過処理を施すこと(コンタミネーションコントロール)で交換の必要がなくなり、設備の健全性維持や保全コストの低減に繋げることができます。
潤滑油診断会社ならではの潤滑管理サービス
一口に「ろ過」と言っても、系統内外などの設置をする場所、ターゲットとする捕捉物の種別等によりその目的は様々です。油の診断専門会社であるトライボテックスでは、ろ過・フラッシングの対象となる油に対し、事前に油分析を実施し、油の物理的性状や汚染状態、設備の摩耗状態を確認・評価を行い、ろ過・フラッシングの要否を診断した上で適切な潤滑油管理方法の提案を行っております。
深層式で高精度なろ過を実現
トライボテックスでは自社で設計・製造された高性能油ろ過機DFE-Kシリーズ及び「深層吸着式」のフィルターエレメントを使用し、潤滑油や油圧作動油のろ過・フラッシングサービスを提供しています。
深層式のろ過方式は、その名の通りフィルターエレメントの深層部に油を浸透させ、コンタミを吸着・絡め取るため、ターゲットサイズは粒径0.3μm~となり、サーフェスタイプのろ過では実現不可能な高精度ろ過を実現します。
リアルタイムでの汚染度改善状態を確認
トライボテックスではろ過・フラッシングサービスでは、自社で開発されたオンライン油中粒子計測装置を用いてろ過の効果(汚染度改善)をリアルタイムに確認することが可能となり、ろ過・フラッシングの終点判定もその場で可能となります。